次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という浮かんでは消える煩悩と向き合うためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。
2024年の目標は、これ以上カメラもレンズも買わないことです。
安くて明るくよく写りよくボケる標準レンズ50mm/55mm。
オールドレンズを使いだすと、気がつくとどうしてもたまっていってしまう。
既に7本ほど手放させていただいたのだが、 まだまだ残っている。
これらのレンズに違いがあるのかどうかを調べるため、撮り比べてみた。

レンズ画像を除く比較画像はすべて、F4 ss 1/4 ISO200にて撮影した。

50and55mm_F4_01
-1) Super-Takumar 50mm F1.4 (初期型) M42マウント
父親のPENTAX SPについていたまさに標準レンズ。明るくてよくぼけ、よく写る。
初期型のため、どうやらアトムレンズではないらしい。

50and55mm_F4_02
ちょっと露出が高めにでてしまったようだ。
F4といっても、フォーカス位置が手前なため、周辺がボケている。

50and55mm_F4_03
-2) Super-Takumar 55mm F1.8 (II型) M42マウント
二本あったうちの一本(I型)は手放してしまった。
こちらも手放そうかと思ったが、PENTAX SPとの組み合わせが素晴らしい写りのため、残すことにした。

50and55mm_F4_04
画角が違うので、写っている範囲が異なる。 
まあー。いつも思うことだが、正直言って違いは分からない。のっけから元も子もない発言ですいません。

50and55mm_F4_05
-3) SMC TAKUMAR 50mm F1.4 M42マウント
マルチコートの50mm F1.4。
Super-Multi-Coated TAKUMAR のほうがデザインが好きだが、なかなか見つからないためSMC銘のレンズを入手。トリウムを含んでいるからか、黄変が激しい(気がする)。
開放で撮るととんでもなくボケる。

50and55mm_F4_06
開放が美しいと言われているので、次回は屋外に持ち出して開放対決でも実施したい。 

50and55mm_F4_07
-4) Super-Multi-Coated TAKUMAR 55mm F1.8
マルチコートの55mm。55mmF1.8系統は、光学系が更新され焦点距離も変化しながらFA50mmF1.7まで受け継がれて行った。

50and55mm_F4_08
分かっていたことだが、Super-Takumar 55mm F1.8とまるで変わらない。当然である。

50and55mm_F4_09
-5)
Carl Zeiss Jena Pancolar MC 1.8/50 M42マウント
ドイツから行方不明になりながらようやくたどり着いたレンズ。絞ると、ファインダーを鋭くつんざくスーパーシャープネス。 よくよく見ると、MCと書いてある。そろそろフィルムで使ってみたい。

50and55mm_F4_10
50mmだが、ピント位置が手前のため画角が若干狭まるようだ。 

50and55mm_F4_11
-6) Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZS M42マウント
レンズのことがよく分からない時期にCarl Zeissのブランドに魅かれて買ってしまった最初の高額レンズ。とは言え、今思うとそれほど高くはなく、どちらかというとお値打ちな部類にはいるレンズだ、と考えてしまうのが恐ろしい。 上を見ればきりがない。そして、値段が高い=良い写りをするレンズ、という意味ではない。

50and55mm_F4_12
そして、自分にはレンズの違いは分からないのではないか?ということがだんだんと分かってきた。
そうなれば気が楽で、使わないレンズは次々と手放すことが可能になる。

50and55mm_F4_13
-7) SMC PENTAX 55mm F1.8 PKマウント
SMC TAKUMAR 55mm F1.8のKマウント版。

50and55mm_F4_14
正直なところ、Super-Multi-Coated TAKUMAR 55mm F1.8と全く一緒であった。
既に手放したが、SMC PENTAX-M 50mm F1.7はより高性能らしい。

50and55mm_F4_15
-8) RICOH RIKENON XR 50mm F2 Kマウント
Kマウントは規格が公開されていたユニバーサルマウントだったらしい。
和製ズミクロンと呼ばれているレンズ。開放よりは絞ったときに本領が発揮される。
固い描写のレンズだと言われていて、建物と撮ると良いという記事を良く見かける。

50and55mm_F4_16
たしかに、シマウマの縞部分のボケが少ない気がする。
もとがF2なので、被写界深度が比較的深いのかもしれない。

50and55mm_F4_17
-9) SMC PENTAX-FA 50mm F1.7 PKマウント
現行レンズのFA 50mm F1.4もあるのだが、50mm F1.7のほうがよく写るという噂のためこちらを中古で入手。
ところで、ペンタックスフォーラムで調べたところ、デジタルでもAF微調整要らずのレンズだった。
とは言え、ほとんどのFAレンズはピントずれがあるため、もし現行のFAレンズを買うなら、新品を買った方がよい。保証期間内であれば無料でデジタル用にピント位置を調整してもらうことが出来る。

50and55mm_F4_18
写りは55mm F1.8系統と同じらしいので、それはまあよく写るさ。すいません、違いは分かりません。

50and55mm_F4_19
-10) SMC PENTAX-FA 50mm F2.8 MACRO PKマウント
デカイ、それほど明るくない、と言うのは置いておくとして、非常に良く写るスーパーシャープネス。
当然寄れるのでモノ撮りに重宝している。レンズ写真は、この写真を除いてすべてこのレンズで撮影した。

50and55mm_F4_20
当然ながらちゃうんと写ります。MFがいい。
このレンズも、AF微調整要らずでした。ラッキー。

50and55mm_F4_21
-11) SMC PENTAX-DA* PENTAX 55mm F1.4 [IF] SDM PKマウント
PENTAX 現行レンズで最も明るい大口径レンズ。
キャッシュバックキャンペーン中に入手した。

50and55mm_F4_22
一番最初に撮影したのだが、撮っている間に三脚が動いてしまったようだ。
さらに、レンズの違いがあまり分からない結果となってしまった。

撮る条件がまずいのでしょう。
レンズの特徴を見るには、やはり、絞らず開放近辺で撮影したものを比べるべきでしょうか。

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