次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という浮かんでは消える煩悩と向き合うためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。
なお、買うときはつべこべ言わず買います。

RICOH GR@上海。

COVID-19の影響でカメラ業界の縮小が加速され、レンズ交換式カメラはもはやプロ向けとハイエンドアマチュア向けの機材になるしかなさそうな未来しか見えてこない。お金になるのはアマチュア向けかもしれないが、プロが使ってくれるからこそアマチュアはプロと同じ機材を使いたがるのではないのだろうか。あとは活路があるとすると今のところ動画ぐらいだろう。それでも動画に伸びしろがあるのはあと数年だろうなという気はする。

そもそもそんな状況で日本のカメラメーカーが生き残れるような気がしない。撮影の主体はもはや人間ではなくなっているだろう。IoTやスマートシティ、車やドローン、ロボット、もちろんスマートフォンも。そうなると、カメラメーカの技術者は引っ張りだこなのではないか。光学技術者や画像処理、レンズ開発、センサー開発などあらゆる技術や技術者が海外メーカに高額のオファーが来て引き抜かれているのではないか。

縮小する市場、高い給料でつなぎとめるのも限界で、もう開発する人がいなくなっているのではないのだろうか。残っていくのは愛社精神の高いベテラン技術者のみ。さらにその団塊の世代がリタイアを続けていくことでカメラメーカには多くのカメラを開発できる人材は残らないのではないだろうか。

カメラを作り続けるにはたえまない開発や製造をする人材が必要だ。あと10年もすればベテラン技術者がすべてリタイアしてしまう可能性がある。その間に次世代に引き継ぐ必要があるが、リモート勤務で本当に伝えきれるのか?そうなると伝承先は人間ではなくAIになってしまうのか?もはやカメラを作れる技術をまともに持っているメーカーは2030年ごろには2-3社しか残っていないのではないか。といっても、そもそも2030年に人間が写真や動画をまだ撮っているかどうかも怪しい。


その点でCANONの戦略はとても正しい。ミラーレスをプロ向けにフォーカスした。とにかくLレンズの大三元ズームレンズと望遠レンズをそろえた。R5はとにかくよさそうだ。F1.2の単焦点レンズも先に出してきた。次はプロスポーツ機R1とR7だろう。とどめに高画素機。正直お金があるなら乗り換えたいがそう簡単にはいかないのが悲しいところ。

あとはF1.8の安めのレンズに、廉価版のRP Kissをだすかどうかだ。RのボディにはEFレンズのフル機能すべてそのまま使える強みがある。絞り環を足したりなどマウントアダプタ自体に付加価値もついた。F1.8の安価なRFレンズは出さないかもしれない。

正直今フルサイズミラーレスを写真目的で新たに買うならCANON一択だろう。高価なRFレンズを買うお金がまだなくてもとりあえず50万円のR5をないしは30万円のR6を買えば、豊富なEFマウントレンズにマウントアダプタを使えばフルに機能を使えるし、潤沢な中古レンズ市場もある。あとは順番に必要なレンズからRFレンズを一本ずつそろえていけばいいだけだ。という夢を見せてくれる。

SONYは早めにフルサイズミラーレスに切り替えた上にSIGMAとTAMRONらにもレンズラインナップを開放したことでレンズの選択肢を広げた。α7、α7II、α7III、α7R、α7RII、α7RIII、α7RIV、α9、α9II、α7c、α7S、α7SII、α7SIIIと怒涛のボディ攻勢。α7IVとα9xもうわさされている。とどめにGM大三元シリーズをリニューアルしてF1ないしはF1.2レンズを出してくるのでは。SONYのラインナップはアマチュアにもやさしい。あとは真のプロ機だろうな。現実的に買えるフルサイズを出してくれる。

もう10年もしたらCANONとSONYでさえカメラを作り続けてくれるかどうかという世界が目の前まで来ているのではないか。人間が撮れるカメラがスマホにしか残らなかったら悲しいが、COVID-19が収束しても勤務形態の多様化と技術の断絶、デジタル化の波はもう止めらないところまで来てしまった。

最後の望みがあるとすると、カメラメーカをリタイアした技術者たちの桃源郷を作ることだ。クラウドファンディングで資金を募り、好きなカメラやレンズを作ってもらうのだ。

Add Comments

名前
 
  絵文字
 
 
最新コメント
カテゴリ
記事検索
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ