SONY α7RIII + FE 55mm F1.8 ZA@舞岡公園。
月に一回だけ、近所のイトーヨーカドーに行って子供たちが楽しみにしているポケモンガオーレをやりに行ったら、悲しくなるような張り紙がしてあった。「ポケモンガオーレ稼働終了のお知らせ」
あまりのことに長男は絶句してしまったようだ。次男も動揺を隠せない。どうしてこうなった。
どうやら後継機と入替されるそうだ。
ポケモンガオーレとはゲームセンターやスーパーの遊技場にあるゲーム筐体で、野生のポケモンたちとバトルをして試合後に相手ポケモンをゲットするチャンスがやってくる。モンスターボールを投げて無事ゲットできるとディスクが払い出されたり、自分の使ったポケモンを進化させて新しいディスクを得ることができる。払い出されたディスクは次回以降のバトルで使うことができる。
まともにプレイすると1回あたり500~600円ぐらいかかってしまう。ゲームに100円、ディスクの払い出しに100円かかり、3回戦まであるのだ。月に一回程度のプレイだったけれど、見かけるお友達によってはディスクを山のようにコレクションしていたりして、いったいいくら課金したんだろうなと下品な想像をしてしまったりするのだった。
さてそのポケモンガオーレに新機種が投入されて、これまでのガオーレは機種入替となり、一斉に町から姿を消すのだった。本体がサービスを終了したら全国一斉に終了。もう遊ぶことはできない。
一応ガオーレのディスクが一部新機種でも補助的に使用できるといったふりをしているが、まるで使えないようだ。
課金勢は新機種でも課金するし、ショックを受けて卒業する者もいるだろうし、新規組も増えてくるだろう。横浜のポケモンセンターで海外旅行者のお友達が多数遊んでいたが彼らはどう思ったかな。日本だと少子化だけれど、世界的に見れば子供たちの数は増えているので世代交代して新しいお友達がプレイしてくれれば事業としては成り立つんだろうけど、せっかく集めたディスクがただのごみになってしまうのは、もうちょっと何とかならなかったのかな、という気がしないでもない。
いずれカメラの撮影機能もCaaS(カメラアズアサービス)となってクラウド上のアプリがないと動作しない、管理された時代が来るかもしれず、サービスが取りやめになるとカメラやレンズが一瞬でごみになってしまう日が来るかもしれないと思うとぞっとする。似たようなことは身の回りでも現実的に起きている。Huaweiのスマホはアメリカと中国の関係次第では使えなくなるだろうし。(使えないこともないが、Huaweiのスマホを持っていたり、Wechatをインストールしていると将来アメリカに入国できないとか出てくるかもしれないし。。)Lightroomの現像はもはやDaaS(Developping as a services)といえるかもしれないな。Adobeがサービスやめることはないと信じたいが、、、。
自分の当時を思い出すと、意外と案外すんなり、切り替えられるような気もしますが。
何とか、新しい機種でも、普通に使えるようにならないものでしょうか。