次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という浮かんでは消える煩悩と向き合うためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。
2024年の目標は、これ以上カメラもレンズも買わないことです。

5年前の上海。当時同じ会社で働いていた同僚が会社を辞めて世界一周をするそのスタート地点にたまたま上海を選んだので一緒に飯を食った。あれから5年。早いもんだ。10年前はどうだったかというと、確か今の奥さんになる人と出会うか出会わなかったかという頃じゃないかなと思われる。早いもんだ。当時はカメラ趣味になるとは全く思いもよらなかったけれどな。10年前の今頃というと、ミラーレスカメラが出だした頃だ。当時は一眼レフを買おうなんて思いもしなかったけれど。



新型コロナウイルスとは関係ないブログを書こうといろいろと書き始めてみるものの、新型コロナウイルスの話しか出てこない。このウイルスは体に感染するだけでなくすでに人間の意識にも感染している。
もう世界は平常の元通りにならない、という分析をしている記事を読んだ。同感だ。

また元通りにはならないだろう。あらゆるものごとが見直しや改善、あるいは淘汰を迫られるだろう。

すでにいろんなところで変化が始まっている。
多くはなくなり、オンライン化される方向で一気に進んでいる。

しばらくして感染が落ち着いたとして、根絶するまではまだまだ時間がかかると言われているし、ワクチンができるまでも時間がかかるか、そもそもワクチンが作れない可能性もある。

もしかしたらこのままの状態が一生続くかもしれないし、半分ぐらい緩和されたとしても前と同じようにはならない気がするし、一度壊れたものはもう帰ってこないような気がしている。

今の状態がしばらく続くことや、再発、新たな驚異に対抗することを前提とした社会や経済の再設計が必要になってくると思う。

そうなるとやっぱり考えるのは写真を撮るという行為がどういう意味を持つのかということだ。
趣味として家族のスナップや旅行の街角の写真を撮ってきたが、出かけることがなくなってしまった今家の中で撮ることぐらいしかない。かと言って大きなカメラを取り出してきて家族の写真をわざわざ撮ろうという気にもならない。せいぜいスマホで撮る程度になってしまった。もうちょっといい画質で撮っておこうかなという気がしないでもないが、そういう機会もなかなかない。10万円もらったらX100VかGRIII買ってリビングに常設しとくかな。

カメラメーカーが生き残るかどうかとかそういう話も現実味を帯びすぎていて怖い。それどころか明日自分や家族や友人たちが無事でいられるのかどうか何ら保証がない。とにかく今はいつか終ると信じて家族で家に閉じこもっていることぐらいしかできない。

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