次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という浮かんでは消える煩悩と向き合うためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。
2024年の目標は、これ以上カメラもレンズも買わないことです。

α7RIII + Sigma 45mm F2.8@舞岡公園にて。APS-Cクロップ(35mm判換算画角68mm相当)。

家族が増えて、一人で趣味の撮影に出かけられるチャンスというのはなかなか貴重になってきた。自分の場合の趣味の撮影となると、近所の公園を散策したり、ちょっと電車に乗って鎌倉やみなとみらいあたりを散策したりしながらのスナップ撮影。1時間ぐらいの時間があれば公園へ、3時間あれば電車に乗って鎌倉や横浜へいける。とても貴重で贅沢な時間だ。

そんな一人の貴重な時間ができたら、ここぞとばかりに撮影機材を持って行きたいという誘惑にかられるのだが、あまりに多くの機材を持って出かけると、写真そのものを撮る気が無くなることがある。いつもなら真っ先に撮る子供もいない。そもそもが撮る対象が定まっていないので、まずカメラバッグからカメラを取り出すのが億劫になる。そうなると、レンズ交換なんて夢のまた夢だ。カメラはすぐに取り出せる状態か、すでに取り出した状態にしておかなければならない。家から出るときにはカメラのストラップを首にかけ、片手はカメラを持った状態で出発するのがベストだ。

あてもなく一人で出かける時に持ち出すのは、カメラ一台、レンズ一本が一番いい。カメラを2台以上、レンズ2本以上を持ち出すと、こっちのカメラでも撮っておこうとか、撮り比べをしておこうとか、変な気の迷いが起きてくる。撮り比べが目的の場合や趣味の場合ならそれでもいいかもしれないが、出かける時はカメラバッグ自体を家に置いていくぐらいがちょうどいい。

どの一台にするか、または、ズームレンズか単焦点レンズか。何を持っていくかは、サイコロやあみだくじで決めるぐらいがいいかもしれない。もともと目的がなくて出かけた場合だと、「ああ、あれを持って来てればよかったなあ」と思いながら撮った写真の方が意外とよかったりすることもがるのが不思議だ。 望遠レンズ一本だけ持って出かければ、いやおうなくその望遠レンズでしか撮れない撮り方を考えるはめになる。どんなレンズ、カメラの組み合わせでも何かは撮れる。そうやって、気に入った写真が撮れることでお気に入りのカメラ、お気に入りのレンズというのが生まれてくる。
それでもあまりにあんまりな貴重な機会を任せられそうにない機材は、これを機に断捨離して手放すのもアリかもしれない。

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