次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という浮かんでは消える煩悩と向き合うためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。
2024年の目標は、これ以上カメラもレンズも買わないことです。

FUJIFILM X100F@舞岡公園。カカシが怖い公園


今日はX100Fを1日改めて使ってみた。
感想を書いてみたい。

1. 購入とその経緯
マップカメラにて宅配で購入した。14万円前後だったと記憶。
ずっと在庫が無くて、半ば諦めていた所で突然やって来た。X-T2一式を下取りに出した。

2. 内容物
ストラップ、バッテリー、充電器、本体充電用USBケーブル、レンズキャップなどが入っていた。
レンズキャップはなくしそうなので使っていない。ストラップも純正のものは使っていない(どのカメラでもだけど)。充電器がついているので本体充電と合わせて同時に2個充電出来るのはいい。

2. 外観と触った感じ
目立たぬようにとブラックボディにしたのだが、上面のシャッター速度ダイアル、露出補正ダイアル、レンズを取り囲む絞りリングのダイアルの白い文字が黒いボディに綺麗に浮かび上がって結構目立つ。

正面からみるとシンプルの一言。社名やロゴさえ無い。

手にさわった質感は高級そのもの。X-T2と比べても全然違う。背面にあるQボタンが平べったくなくてわずかな膨らみがあり、右手の親指の官能を刺激する。上面のダイアル、絞りリングの動きは確実なフィードバックがある。シャッターボタンの感触、シャッターの降りる振動、シャッター音が同様に触覚と聴覚を優しく刺激する。

電源ボタンは右肩前面側。電源を入れて撮れる状態になるまでも速い。

露出補正ダイアルが右肩にあり、みなくても操作できるが、シャッター速度ダイアル、その中にあるISOダイアル、そして絞りリングは見ながら操作しないと難しい。

カスタム設定が複数選べるが仕上がりの絵のスタイルを設定できるにとどまる。GRのようにAF・MFの設定まで出来るのが理想。カスタム設定の選択画面(Qボタン)では肝心の撮影画像が表示されない。仕上がりの設定変更なのに、選ばないと出てこないのは不親切。オリンパスのスーパーコンパネのように半透明で見えるのが理想。とは言っても元々OVFがついているようなカメラだし、要らないのかな。リアルタイムに反映できるEVFを持っているのにもったいない。トーン設定をちょっと変えたりするときの仕上がりが気になると思うんだけど。

AF位置はジョイスティックがついていて、フォーカス位置やサイズを自由に選べる。二度押しでリセットされるなど操作も直感的。便利と不便がまだまだ混在している印象。

ドライブボタンがあり、連写、ブラケット撮影、パノラマ、アドバンストモード、そして動画が選べる。連写はなかなか便利でAFCも8fps撮れて結構正確についてくる。

特徴の一つでもあるハイブリッドファインダー。正直な所OVFはギミックとしては面白いけれどもEVFを使うのが現実的。ブライトフレームが表示されるのはいいが必ずズレる。OVFでフォーカスが合っていることも確認できるけれど、それよりもEVFで仕上がりを見ながら撮影出来るのでそうしている。ただし、OVF縛りで、撮影後プレビュー無しで1日過ごしたりしたら気が変わるかも知れない。

液晶は綺麗で見やすい。チルト式ではないのが惜しい。タッチパネルは付いていない。

隠れた良いところが、フラッシュ。優しい光が出るのでどんどん使っている。暗いところを明るくするために光らせるのではなく、人物の顔を綺麗に撮れるように光らせるフラッシュ。これまでフラッシュはとにかく明るくするのが仕事だと思っていたけれど、こういう風に使えるのを初めて知った(知ったのはX-T2でだけど)。外付けフラッシュも付けられるが、ビルトインフラッシュで十分綺麗に撮れる。


3. 画質
2400万画素センサーでAPS-Cのセンサーがついておりとにかく高感度が綺麗に撮れる。ISO6400でも十分きれい。ISO12800までを使っている。人物が柔らかく撮れる気がする。

色も色々と選べるが、結局は子供どりが中心なので、ProNegaHighを標準として使っている。風景その他はベルビア(Vivid)かプロビア。たまに気分でアクロス。

(Xシリーズ全般)明暗差が大きい場合にシャドウが潰れやすく、空が白飛びしやすい気がしている。そして、正直Vividは派手すぎる気がしてきている。
X-T2も同様だが、全体的に画像の設定の余地が少ない。ダイナミックレンジの設定、カラー、シャドウトーン、ハイライトトーン、シャープネスなど。ただし、フィルムシミュレーションでの変化の方が支配的。従って、「あ、これはXで撮ったのでは」写真を見れば結構わかるほど特徴的。

4. 動画
動画はFull HDのみ。センサーやプロセッサは4Kを撮れる能力は持っていると思われるが、機体がそもそも動画向きではない。手ぶれ補正も無し。ただ、EVFを見ながら動画が撮れるのはまあまあエライ。

5. バッテリー
X-T2と共通の新型バッテリーだそうなので、Xシリーズをほかに持っている人なら使い回しが可能。
電池はなかなか無くならない。動画も撮らないのであれば結構持つんじゃないか。正直まだ困ったことはない。そして自分の場合X-T2用に買った予備バッテリーがあり都合6本もある。

6. スマホ連携
Wifiでの接続しアプリから画像を選んで転送したり操作が可能。
繋がりに不便はない。X70の時はなかなか繋がらず困ったが、X-T2あたりで何かが変わった模様。
転送自体は3MBのミニ画像を送るなら速いがオリジナルを送ろうとしたらそれなりに時間がかかる。

7. ボディ内RAW現像
ボディ内RAW現像機能があり、フィルムシミュレーションを再び試せる。
一通り設定可能だが、現像ボタンを押すまで結果が反映されない。
PCとカメラ本体を組み合わせてRAW現像出来るソフトが出るそうなのだがX100Fで使えるようにするにはファームウェアVer2.0が必要とのこと。

8. 作例











9. 今後の展開
X100Fiveが出るのかどうか。きっとレンズやセンサーを換えた新シリーズになるんじゃないかな。
思い切って中判のX1000とか。

X100F一台あればいいと思ってX-T2一式やGR、X70等を売り払って使ったが、いいカメラすぎて出張に持っていくのが無理という結果になってしまった。Xシリーズは良いカメラやレンズが多くてAF性能もどんどん上がっているので今後も気にはなる。

ところでもし何台もカメラを持てるのなら、X-E3+35mm F1.4をポートレート用に持ちたい、、
が、そんな贅沢はできないし買ってももて余すだけなので、やるならX100Fを50mm化するテレコンを買うぐらいだな。 デジタルテレコンがあるので買わなくても平気。

10. まとめ
これ一台でXの極意を楽しめる一台であることは間違いない。 

Comments

    • ルイ ヴィトン 手帳 中身's comment
    • 2024年03月20日 18:58
    • ヴィトンのバッグを購入。
      中古ランクAの商品でしたが、実物を見てびっくり
      これで中古?と驚いてしまいました。
      とても綺麗で未使用品と言われても分からないくらいのバックです。
      想像を遥かに上回る美品で、妻も大喜びしてくれました。
      ネットで中古品を購入するのははじめてのことでしたが、信頼できるお店に出会えて嬉しかったです。
      次回もこちらのお店を利用したいと思います。
      ルイ ヴィトン 手帳 中身 https://www.ginza78.com/repurika-3722.html

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