iPhone6s@北京、三里屯。おしゃれめいた街並みだがあんまり人がいません。中国人のほかにも外国人が多く、ロシア人風の綺麗なおねいさんが通りかかったりします。目の前を歩くおしゃれな若い女性を堂々と一眼レフでがっつり流し撮りスナップ(今どきの日本だと訴えられるレベル)している人もいたりして意外と開放的な場所なんだなと思ったりしました。
嫁さん、というか我が家ではもはや母親なので母ちゃんと呼んでいるのだが、その母ちゃんが新しくカメラを欲しがっているという奇跡が起きている。
きっかけはPanasonicの綾瀬はるかちゃんのCMだろう。平井堅の曲に乗せてTZ85の紹介をする。4Kフォトの効果を巧みに表現した良いCMだと思う。瞬時に移り変わる子供の表情。フォトアルバムにするときなんかは、できれば一番いい表情を選びたいのは親心(親バカともいうが)。なので連写することになるのだが、そんな使い方には4Kフォトがぴったりだろう。選ぶのもいかにも簡単そうだ。
だがしかしである。TZ85の30倍ズーム、720mmというと正直野鳥でも撮ろうかというレベルだ。なんでそんなに長くしなきゃならないの。画質を優先して例えば120mmまでぐらいに抑えて欲しい。せめて300mmぐらいでなんとかならないんだろうか。ズームにした時点で差は出ないのかな。確かにスマホと差別化するなら望遠域を伸ばすことだと思うけれども、一番よく使う36-100mm近辺の画質を一番大事にして欲しい。
というわけで、父ちゃん的にはここはTX1を推したい。一回り大きな1インチセンサーと現実的な範囲に収まったズーム域(25-250mm)。あえて24-120mmなどとしなかったのは、マイクロフォーサーズ機と喧嘩しないようにするためであろう。苦労のあとがうかがえる。