PEN E-P3 + Super-Takumar 50mm F1.4@開放。
どうしてもファンタジックフォーカス風になってしまう。これがいわゆる収差で、「フレア」とか「コントラストの低下」が現れるってやつか。現代のレンズには開放からズバ抜けた解像力を持ったレンズもある中で、オールドレンズの味と思えば悪くない。
PEN E-P3 + Super-Takumar 50mm F1.4@F2.8。
少し絞ればこの通りきれいになる。奥のほうや葉っぱのあたりはまだモヤモヤがある。
GM1SとSuper-Takumarを組み合わせた時に出たモヤモヤだが、ちゃんとE-P3でもモヤモヤと出てきた。
絞れば消えていくので実用上は問題がない。近距離ではなくどちらかというと遠距離を写そうとした場合に出るようだ。50mmの焦点距離のレンズはマイクロフォーサーズでは100mm相当となる。100mmというと長いような気もするが、街中で撮るには実は丁度良い。余計な広がりを省くことができる画角だ。通りの反対側の店が丁度一つ分が入る。マニュアルフォーカス、絞り環はとても操作しやすく、直感的だ。高速なAFもいいのだけれど、動きものでなければ普段からマニュアルフォーカスで撮ったほうが、ものをよく眺めて考える余裕ができていいかもしれない。ただ、ファインダーでピント合わせするのは気持ちが良いのだが、街中の路上だと通行人の邪魔になる可能性もあり少し危険だ。やっぱり高速なAFのM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8やLUMIX G 42.5mm F1.7あたりもあるといいなと思う。
ところで、この静安寺や常熟路あたりは元フランス租界と呼ばれているようで、欧米系やインド系の外国人もたくさん住んでいるようで良く見かける。高層マンションの立ち並ぶ風景と少し違って、落ち着いた感じの街並みがきれいだ。お気に入りの散歩コースになりそうだ。