次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という浮かんでは消える煩悩と向き合うためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。
2024年の目標は、これ以上カメラもレンズも買わないことです。

RICOH GR@47mmクロップ。まちのカギ屋さん。上海では家賃が高い上に一人暮らし用の部屋なんてものは少ないため、見知らぬもの同士での大部屋のルームシェアも当たり前だそうで、その場合マンションの部屋のカギ、個別の部屋のカギを持ち歩くそうだ。

RICOH GRの便利な機能の一つに、クロップ機能がある。これを使うとGRの焦点距離18.3mmのレンズが、35mm版換算で28mmから35mm、47mmへと自在に切り替えることができる。撮影後の画像のサイズは1600万画素、1020万画素、560万画素と小さくなってしまうのだがデジタルズームではなく切り取るだけなので画像は鮮明のままだ。

便利なクロップで問題点があるとすれば、せっかくの単焦点レンズのGRで一般的なズームレンズと同じ使い方ができてしまうことだ。食べ物を摂る場合などそれ以上に寄れないときに拡大するためにクロップを使うのならまだしも、もう一歩踏み込めるのにクロップで拡大できてしまい、足が止まってしまうことだろう。

やはりクロップができると甘えが出てくる。GRを持ち歩いている以上は基本的に28mmの画角の目でものを捉えているべきで、それを突然35mmや50mmにクロップで切り替えたところでイメージした写真が撮れるかというと微妙な気がする。クロップは便利な機能であるが、料理の写真以外では封印して、35mmや50mmの画角を積極的に使いたい日は、最初からGRなど持ち歩かずに、一眼レフ+単焦点レンズか、X100TやRX1にしたほうが良いんだろうなあ。持ってないけど。

伝統を打ち破る、35mmや50mmのGR、出ないかなあ。 

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