次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という煩悩を鎮めるためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。

RICOH GR@35mmクロップ。28mmだと少し煽ると十分に歪む感じが出るが、
35mmで同じように歪ませようとすると、さらに下側から上むきにあおるか、
一歩二歩後ろに下がる必要がある。なるほどね。

パンフォーカスと言う撮り方を耳にすることがあるが、どのようにすればそのように撮れるのか。おそらくマニュアルフォーカス時代には現在よりももっと多用されたことだろう。なぜなら、古いフィルム一眼レフカメラのレンズには、撮影距離と被写界深度と絞り値の関係がちゃんと書いてある。今確認したら申し訳程度にはAF-S NIKKOR 28mm f/1.8Gにもちゃんと距離指標があるが、AF付き一眼レフやコンパクトデジカメを使っている時には被写界深度についてあまり意識することがない気がする。

ではどれくらいに絞って撮れば、パンフォーカスになるか。そのときにはどのあたりにフォーカスを合わせれば良いのか。絞り値によって前後のどれくらいの範囲にピントが合うか、ということは知っておいたほうが得である。なぜなら、パンフォーカスになる最低限の絞り値を把握しておけば、絞りすぎを防ぐことができるからだ。また、GRでスナップショットフォーカスをするときには撮影距離と絞り値を設定しておけば自在にパンフォーカスの写真が撮れるだろうと思うので改めて調べてみた。

調べてみると計算式が出てきて計算するのが面倒だなと思っていたら、世の中には便利なものがあるもので、iPhoneアプリの「Field Tools」というアプリを使うと、焦点距離、被写体までの距離、絞り値、パンフォーカスの撮影距離を自動的に計算してくれる。ちょっと動作が不安定だが計算できるのには越したことがない。

また、ピントを合わせる位置だが、被写体にピントが合うギリギリの範囲の倍の位置のようだ。1m先から無限遠にピントを合わせたければ、2mの位置にピントの中心を合わせればよく、1.5m先から無限遠にピントを合わせたければ、3m先の位置にピントの中心を合わせる。

「手前から無限遠まで」を「およそ目の前1.5m先から遠くまで」の範囲としたときに、適切な撮影距離と絞り値を調べてみた。

GRの場合、焦点距離18.3mm。
絞り値F5.6、撮影距離3m→1.5m〜∞
F5.6でも1.5mより向こうはパンフォーカスに出来る。

GR+21mmワイコンの場合、焦点距離13.7mm。
絞り値F4.0、撮影距離2.4m→1.2m〜∞
シャッター速度を無視すれば、F5.6以上には絞る必要なさそうだ。

これでもうピント合わせは不要になるはずだが実際にどこまでピントが合っているか、パンフォーカスにせずに絞ってAFで遠くの被写体にピントを合わせたほうがより良いのかは、改めて試してみたい。

このような計算をしたあとで、GRの設定をもういちど見直してみた。

実はGRを使っている時には、いちいちこのような計算はしなくても良い。MFモードに切り替えると、「(1)撮影距離」、「(2)現在の絞り値」、「(3)ワイコン設定の有無」に応じた撮影範囲が液晶画面に緑色のバーで表示されるからだ。

また、実はこの(3)が重要なポイントだ。これまでワイコンの設定をしても焦点距離が変わるだけだと思っていたのだが、MF時のフォーカス範囲もこのワイコン装着有無の設定によって切り替わる。間違ってワイコン設定していると、正しくフォーカス範囲が表示されないので注意が必要だ。今まで気づかずにやっていた。ちゃんと表示されることをたった今初めて知った。あらためてGR恐るべしである。。。

もしかしたらワイコン設定をしたとしないとでは内部的な動作も違っている箇所があるかもしれないので、今後は忘れずに設定することにしよう。

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