OLYMPUS E-M1 + ZUIKO DIGITAL 50mm F2@横浜、三渓園
このレンズで紅葉を撮りたかった。
OLYMPUSのマイクロフォーサーズレンズは小型で優れていると思うが、フォーサーズレンズはもっと優れていると感じる。正直言ってOLYMPUSのレンズ開発陣は力の出し惜しみをしているのではないかとすら感じる。もっともっとやれるはずだ。ただし、マイクロフォーサーズの小型軽量という罠や、フォーサーズの販売面での呪縛が足かせになっているのではないかと思う。
そんななかで、OLYMPUSからマイクロフォーサーズ用の単焦点レンズでF1.0の明るさを持ったレンズ開発の噂が出てきた。今噂されているのは12mm F1.0、25mm F1.0、50mm F1.0。たしかにフルサイズ換算するとボケは2段少ないし、フルサイズで作った方が安くて良いレンズが作りやすいかもしれない。が、マイクロフォーサーズレンズの特徴は絞らなくても開放からビシッと使えることだ。フルサイズなら絞ってF4〜F5.6程度で全面ビシッと使える性能であるところが、この超大口径マイクロフォーサーズレンズでF1.4程度からビシッと全面シャープになるのであればフルサイズよりもシャッター速度が稼げる分よりフォーマットの特性を生かした絵が撮れるのではないかと思う。
E-M1 IIの噂も出ているが、おそらくこれらの大口径レンズと合わせて2015年末から2016年春にかけて出てくるのではないかと予想する。そのときには噂のPanasonicの新センサーも搭載していて欲しい。そうしたらOLYMPUSのフラッグシップカメラをお出迎えするかもしれないなという誘惑に駆られている。