香港迪士尼樂園にて
香港に行った大きな目的のひとつは、ディズニーランドである。
世界一小さい規模のディズニーランドだそうだ。見ての通り城も小さい。だが東京ディズニーランドにあるのはシンデレラ城で、こちらにあるのは眠りの森の美女の城だ。小さいのではなくて、題材が違うのだ。
香港ディズニーランドは家族向けと言える。 たくさん歩き回らなくて済むし、東京ディズニーランドのようにがっつり朝から晩まで乗り回る人たちは少なく、混雑していない。なので来客もほとんどが家族連れ。アトラクションも家族で一緒に楽しめるものが人気になっている。
香港ディズニーランドのおめあての一つは、トイストーリーランド。巨大なウッディやミスターポテトに囲まれると、まるで迷い込んだ人間たちがおもちゃにされたような気分になれる。
ところで、いたるところでカメラを構えたゲストに出会うわけだけれど、大きく2タイプが存在した。1つめは、大きな一眼レフ機を抱えた人たち。もう1つは、スマホに自撮り棒のスタイル。中国ではとにかくこの自撮り棒が流行っていて、色とりどりの棒の先にスマートフォンをつけて自分たちの写真を撮っていた。 スマホで自撮りする場合は前面についたカメラで撮ることになるが、iPhoneだと前面のカメラの画素数はあまり大きくない。おそらく中国圏の自撮り需要を取り込むために前面のカメラの画素数が背面のカメラの画素数と同等かそれ以上になる日はそう遠くない気がする。