次々と発売されるカメラやレンズを手に入れてしまいたい、という煩悩を鎮めるためにブログを書いています。
たまに欲望に負けて買ってしまいます。


虹橋地区にある花市場に行き、クリスマスツリーを買ってきたので飾っている。本物ではなく造花だ。230元で売っていたので習ったばかりの中国語で試しに値切ってみたら、もう少し安くで買えた。でもそのかわりにデコレーションアイテムをたくさん買ったので結果的には高くなってしまった。

そしてなにより空前の円安である。先ほど日経のサイトで1USドル=121.6円というのを目撃した。いよいよきたかという感じである。こうなると、1RMB(人民元) =20JPY(日本円)になる日も目前だ。日本のAmazonサイトでいくらでクリスマスツリーが売っているかを調べると、中国のものもあまり変わらない値段だった。これは円安で中国元が値上がりしているために、中国元で計算すると余計に高く感じられることが理由だろう。おそらく今売られている物の値段の変化は、為替レートの変化には追いついていない。これから半年ぐらいで一気に円安の影響が出てきて日本の物価も値上がりしていくだろう。親の小言と冷たい日本酒は後から効く、といわれるが、急激な円安もあとから効くだろう。効きすぎてつぶれないか心配だ。

円安のおかげでなくても、中国元で中国で売っている日本製品を買うと、日本で買うより値段が高くなってしまう。なので、日本に行ってものを買い漁る中国人の気持ちはわかる。だいたい、日本のものと言って売られていても中国で買うと本物かどうかも怪しいことが多い。デジカメはさすがに本物だと思うけれど。なんにせよ、日本向けではなく中国向けで作られて売っているものはやはり品質が心配である。

クリスマスツリーに25元のLEDイルミネーションランプをぐるぐるとまいた。しかし、コンセントに刺そうとするとまっすぐ刺さらない。お店でちゃんと点くかどうか点検したのにもかかわらずである。どうやらプラグの金属部分がすぐに曲がる素材でできていて店で点検したついでに先が曲がってしまっていたのだった。まさかそんな簡単にヘナヘナになるとは思っていなかったのでびっくりしたが、もう一度手で押すと簡単に元に戻った。二度ビックリである。大丈夫かなと思いながらおっかなびっくり使っている。戻せば使えるのだから誰も文句は言わないのだろう。

というわけで、上海に住んでから3ヶ月以上経ったが、毎日一回ぐらいはまだまだびっくりするネタが転がっている。

今日気が付いたことが一つ。たまに地下鉄の改札口でバーをくぐる人を見かけるのだけれど、大の大人が無賃乗車かすげえところだなここは、と思っていたが、実際には無賃乗車しているわけではないことがわかった。改札ゲートでスイカのような乗車カードをタッチしても、改札ゲートのバーが壊れて動かずに通れないことがあるのだ。そして乗車カードはタッチしてすでに改札済みになっているため別の改札ゲートも通れないのだ。駅員も近くにはいないので、しかたなく動かないバーをくぐることになる。お金はちゃんと払っているのでバーをくぐっても誰も困らないし、みんな急いでいるのでわざわざ文句を言う人もいないのだ。いちいち文句を言うくらいならタクシーに乗るか、もっと稼いでBMWを乗り回すかしたほうが早い、ということだろうか。

これが日本だとバーが壊れている時には改札もエラーになって、ちゃんと別の改札を通れるようになっている。安くてもそれなりにしっかりした作りになっているだろうし、100円ショップでもちゃんと使える安心なLEDが売られているだろう。(ただし、日本国内では安いが、世界的な物価から比べるとすでに十分高い。)そのため、より値段が高いものだからといって値段ほどはそんなに良さがあがるわけでもない。したがってわざわざ高いものを選んでお金を払うという感覚はあまりない。より良いものをより安く。安いものに良い品質を求め、安くてもどんどん品質が良くなっていくため、結果的にますますデフレが進行する。

中国では安いものは値段相応であり、高いものは良いと思われているらしく、確かにちょっとお金を出せば質が格段に良くなる。これはいくらお金を出して、どのくらいのサービスを受けるかどうかを自分で選べるということであり、何でもかんでも安いものが良いわけではないことを思い知らされる。したがって、自分の目でちゃんと選んで自分に合うものを探す必要がある。当然お金持ちはたくさんお金を出してより良いものを買う。ある意味ではこちらのほうが経済成長的には理にかなっているような気がする。

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