2000年9月発行の本。
読んではイケナイ系の一冊だ。
なぜか?レンズが欲しくなるからだ。
本書は、第一部 目的で選ぶボディとレンズ、第二部 レンズの味を堪能するの二つのパートで構成されている。
第一部では、目的別にボディとレンズが紹介される。
散歩写真のライカM、そしてコンパクトカメラ、
旅行写真の小型一眼レフとしてミノルタボディにロッコールレンズ、ペンタックスボディにSMCシリーズレンズ
人物写真のコンタックスボディ&ツァイスレンズ、
風景写真のライカR、
自然写真のオリンパス。
第二部ではレンズの味と言うことで、
階調の再現
周辺光量落ち
解像力とコントラスト
シャープネスとボケ味
をテーマにレンズの味とは何か?というコラムとともにレンズが次々と紹介されて行く。
第一部では登場しなかった、ニッコールレンズや、キヤノンのレンズもたくさん登場する。
ところで何より嬉しかったのが、自分の一番好きなレンズであるSMCタクマー85ミリF1.8が、「ピントが痛いと感じるほど、情け容赦のない鋭さが身上」として紹介されていることだ。
そうなると、同じように紹介されているほかのレンズもきっとすばらしい個性を持ったレンズなんだろうと思えてくる。
ところで、オールドレンズの本を読むと必ず出てくるライカのレンズ。
こんなに繰り返し紹介されていると、一本ぐらい使ってみたくなる。
こちらにたどり着きました。
今仕事中なので、またユックリした時に
お伺いしますねっ。