日常の街歩きには不向きな超弩級のデジタル一眼レフカメラ、D800/D800E。
このカメラに限らず、そもそもフルサイズがなぜこんなにもデカいのか。
フイルム時代にはOMシリーズやPENTAX MXを代表に高級コンパクトカメラに至るまで、あんなにも小さくすることもできた35mm判フォーマットのカメラが、現代のこの小型化の時代において、フルサイズ機はなぜこんなにもデカいまま君臨し続けているのか。
800万画素の1/3.2インチセンサーと5層のF2.4レンズを搭載したiPhone5のその薄く細い繊細なボディに凝縮されたカメラアプリによって撮影された写真の出来と、この3630万画素の36mmx24mmセンサーと幾層もの高価なガラスの詰まったレンズを装着したD800Eのその重く鈍重でしかし繊細なボディによって撮影された写真の出来には一体どんな差があるというのか。
結局写真の出来はカメラや機材の良さよりも撮影者次第であることを十分に自覚し、シャッター一押しごとに自分の感性を磨いていけるよう撮影に取り組んでいきたい。
なんてたいそうなことを書くと、今後気軽に写真をUp出来なくなってしまうので、これまで通りにゆるい感じで続けていきますので写真の出来不出来はともかく温かい目で見守ってくださると助かります。